旅/考

美学校 現代美術講座
「アートのレシピ」第9期生修了展
旅/考 2019年5月3日~5月5日 美学校・他

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開催にあたってわたしたちは二つの旅に出る。

「旅に病で夢は枯野をかけ廻る」

松尾芭蕉の辞世の句と言われる、この句から読み取れるのは、この世には二つの旅があるということ。「行く旅」と「考える旅」。

「行く旅」とは、身体の外側に向かう、旅行。「考える旅」とは、身体の内側に向かう、思考の旅。松尾芭蕉は「奥の細道」で身体の外側に向かう旅をし、病床に伏した後、身体の内側に向かう思考の旅をしたのだ。わたしたちがこの展示を通して問いたいのは、この身体の外側と内側だ。

わたしたちは「行く旅」のグループと「考える旅」のグループの二手に別れ、二つの旅に出ることにした。「行く旅」のグループは旅行先で得たインスピレーションを絵画やパフォーマンス、インスタレーションにして作品化した。「考える旅」のグループは、弔いや神などの精神世界を旅して、思考し、作品化した。

わたしたちは二つの旅を通して、自ずと「場所」について考えざるを得なかった。「ここ」ではない別の場所に行くこと、いることとは何か?精神世界やサイバー空間という、物理的な空間からはみ出した場所に行くこと、いることとは何か?

「旅/考」展は、いわゆる旅行記でもなければ、アーティスト・イン・レジデンスのようなものでもない。二つの旅を通して、身体の外側と内側、物理的な場所と非物理的な場所について思考を巡らせた痕跡であり、実験である。

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参加受講生紹介参加受講生と作品

  • 受講生別
  • 作品別

      公開講評会会田誠さんがゲスト講評!
      毎年恒例の公開講評会は
      5月4日 16:00から

      詳しく読む
      03

      イベントイベント情報

      「旅/考」展の期間中に予定されているイベントです。イベントは予告なく中止される場合があります。

      04

      概要開催概要

      天馬ミタニマキ伊吹中川恒blender233a公開講評会行く旅考える旅

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